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石油需要の減少で痛手を受けるのは…

石油業界は、資源開発を行う業者と、精製・販売を行う業者とに分類することがきる。われわれにとって身近なのは後者だ。

後者に属する「石油元売企業」は、原油を精製して石油製品を作り、ガソリンスタンドなどで販売する。ご存知のとおり、原油のほとんどが輸入頼みであるため、石油元売企業の収益は、為替や金利、原油価格に大きく左右される構造となっている。

石油の需要減により、日本各地でガソリンスタンドが廃業するケースが相次いでいるが、過疎地などでは非常に深刻な問題である。

減少する石油需要と石油業界の動き

環境問題などさまざまな理由により、国内の石油需要は減少している。近年の“エコ志向”も考慮すると、今後再び石油の需要が増加する見込みはない。そのため、石油元売企業は、新エネルギー分野への進出や、事業の再編に着手し始めている。

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