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電力自由化への第一歩

原発の稼動停止によって電力各社の経営は悪化している。実際、2011年度では沖縄電力を除く9つの電力会社が最終赤字となった。そのため東京電力をはじめとする電力各社は、電気料金の値上げを打ち出したが、当然強い反発を受けている。

これが原因となり、電力会社の独占状態にある送電線を開放する「発送電分離」をはじめとした「電力自由化」の議論が活発になってきており、経済産業省は発送電分離と、電力市場の全面自由化に踏み切る方針を示した。

進むか?再生エネルギーの普及

「再生エネルギーの固定価格買い取り」が始まったことで、再生エネの拡大に乗り出す企業が増えている。

しかし、再生エネの供給はきわめて不安定であるため、効率よく電力を供給する「スマートグリッド」などの技術開発を進める必要がある。

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